ファイナルデータ (Final Data)によるデータ修復データ復旧データ復元について解説します。

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ファイナルデータ (Final Data)によるデータ修復

ファイナルデータ (Final Data)データ修復ソフトです。

パソコン内のデータを誤って消してしまったとか、デジカメのメモリーカードを消去してしまい、 貴重なデータを失ってしまった... そんな時に使うことで、データを修復できることがあります。 ■ ゴミ箱に安心しないこと! パソコン上のファイルを消すと「ゴミ箱」に入ります。 消したファイルは「ゴミ箱」の中にありますので、 この段階では「ゴミ箱」からファイルを戻すことが可能なのは、 ご存知だと思います(「ゴミ箱を空にする」をしてしまうと不可)。 しかし、フロッピーやメモリーカードなど、取り外しができるメディア上のファイルを削除すると、 「ゴミ箱」には入らず、いきなり消えてしまいます。 また、消したファイルの容量が大きい場合も、ゴミ箱に入らず、いきなり消えてしまいます。 これらの場合は「ゴミ箱」には入っていないので、取り戻すことができません。 このように「ゴミ箱」は万全ではないのです。 ■ 不注意で大切なファイルを消してしまうことも... 大切な、消してはいけないファイルを消してしまうことがあります。 デジタルカメラを触っていて、間違って大切な写真を消してしまうことは、よくあります。 「あっ!」と思っても、写真は消えてしまいました... 特に、デジタルカメラで撮った写真は、もう一度同じものを撮ることはできません。 そんな時に、ファイナルデータ (Final Data)は役立つのです。 ファイナルデータ (Final Data)の詳細を見るファイナルデータ (Final Data)を手に入れる ファイナルデータ (Final Data)は、パソコンのソフト屋さんに売っています。 しかし、ソフト屋さんにはたくさんのソフトが並んでおり、探すのが大変です。 買いに行くのや探すのが面倒な場合は、ダウンロードで買うこともできます。 ダウンロードなら、決済後、すぐに使えますので楽です。 CDや箱はありませんが、その分安くなっていて、機能にも変わりはありません。 (箱は飾りにしかならないと思いますので...) ■ できるだけ早く修復すること! データが修復できるといっても、いつまでも修復できるとは限りません。 データを失ってからできるだけ早く、修復することが重要です。 これは、時間が経ってしまうと、失ったデータがあった部分に 新しいデータが上書きされてしまうからです。 メールをチェックするだけでも、受信したメールがパソコンのハードディスクに書き込まれます。 失った写真が入っていたメモリーカードを使って写真を撮ると、 その写真がメモリーカードに書き込まれます。 どちらも修復させたいデータがあった部分に 新たなデータが上書きされてしまう可能性があります。 上書きは「塗りつぶし」に相当しますので、 上書きしてしまうと元のデータが見えなくなり、修復できなくなってしまいます。 よってデータを失ったら、できるだけ早くデータ修復作業に取り掛かることが大切です。 ■ インストールの仕方 ファイナルデータ (Final Data)をインストールします。 ソフト屋さんで買った場合はCDを、 ダウンロードで買った場合はダウンロードしたファイルを使ってください。 インストールに時間はかかりません。 ■ 使い方 ワードのファイルや、デジカメの写真など、修復したいデータが入ったメディア (ハードディスクやメモリーカード)を取り付けておきます。 データ修復するのがデジタルカメラの写真の場合、 デジタルカメラとケーブル接続した状態でデータ修復するのは避けましょう。 必ず記録メディア(SDカードやコンパクトフラッシュ、xDピクチャーカードやメモリースティック)を デジタルカメラから取り出し、カードリーダーを使って接続するようにしましょう。 カードリーダーは安いものなら1,000円以下、2,000円までの間で入手することができます。 メディアを接続した状態でパソコンを起動し、起動したらファイナルデータ (Final Data)を起動します。 スタートボタン>プログラムから見付かるはずです。 起動したら、画面左上の修復アイコンをクリックします。
すると、ドライブの選択画面が出ます。
これは、どこから修復しますかということですので、 修復したいデータがあった場所を指定します。 パーティーション(CやD)がある場合は「論理ドライブ」選び、 修復したいデータがあった論理ドライブ(CやD)を選択します。
パーティーションがない場合は、CやDが付きませんので、 「物理ドライブ」を選び、修復したいデータがあった場所を指定します。
この「物理ドライブ」の選択が可能になっていることにより、 誤ってパーティーションを開放してしまったドライブからの データ修復も可能になっています(Fdiskを掛けてしまったなど)。 <「論理ドライブ」を選択した場合> パーティーションが確認されていますので、物理ドライブよりも短い手順で済みます。 「削除されたファイルの選択」画面が出ます。 進度が表示されますので、暫く待ちます。
「検索するクラスタ範囲」画面が出ます。 開始場所と終了場所を設定できますが、修復するデータが メディアのどこにあったが分かる場合は設定しますが、 多くの場合は分からないと思いますので、全範囲でよいでしょう。
「クラスタスキャン」画面となり、スキャンが始まります。 メディアの種類や容量、パソコンの性能により変わりますが、かなりの時間が掛かります。
経過時間、残り時間、進度バーが表示されますので、待ちましょう。 あまりに時間が掛かる場合は、席を外しても構いません。
<「物理ドライブ」を選択した場合> 物理ドライブ内にパーティーションが確認できた場合は、それが表示されますが、 それ以外にも隠れている可能性がありますので「パーティーションの検出」が行われます。
(パーティーションが確認できた場合) 「パーティーション選択」画面となります。 修復するデータがどのパーティーション(CやDなど)にあったのかを思い出して、選択しましょう。
(パーティーションが確認できなかった場合) パーティーションが確認できなかった場合は、パーティーションの検出が行われます。 その分、時間を要します。 「検索するクラスタ範囲」画面が出ます。 開始場所と終了場所を設定できますが、修復するデータが メディアのどこにあったが分かる場合は設定しますが、 多くの場合は分からないと思いますので、全範囲でよいでしょう。
「形式を検出」画面となります。 メディアの種類や容量、パソコンの性能により変わりますが、かなりの時間が掛かります。
あまりに時間が掛かる場合は、席を外しても構いません。
修復ファイルの一覧 ファイルの検出が終わると、下のような画面になります。
この段階では、データ修復のために探しただけであって、 実際に修復したわけではありません。 左側の「回収ファイル」というところを見ます。 ここには「.JPG」や「.GIF」などの拡張子が表示されています。 拡張子とは、ファイルの種類を表す3-4文字の英数字です。 例えば、ワードのファイルの場合は「.DOC」、エクセルのファイルの場合は「.XLS」 デジカメの写真の場合は「.JPG」のようになっています。 失ったファイルの拡張子を思い出し、その拡張子のところを選択します。 すると、その拡張子の見付かったファイルが右側に表示されます。
拡張子は分からないが、ファイル名が分かる場合は、検索機能がありますので、これ探すこともできます。 検索機能には日時を指定することもできますので、より絞ったファイル検索も可能です。
検索結果に当てはまったファイルは、左側の一番下の「検索結果」に表示されますので選択してください。 すると、検索で見付かったファイルが右側に一覧で表示されます。
修復作業を行う 右側のファイル一覧を見て、修復させたいものが見付かったら、 それを選択して右クリックし「復元」を選んでください。
修復したいファイルがたくさんある場合は、 Ctrl(コントロール)キーを押しながらクリックしていくと、 複数を選択することが可能です。 修復する先を聞いてきますので、安全な場所を選んで修復します。
メモリーカードのファイルを修復している場合は、 復元先をメモリーカード以外にすべきでしょう。 メモリーカード上に復元すると、先述のように上書きになってしまいます。 修復元と修復先を同じドライブにした場合は、下記のように警告が出ますので、 他の修復先を選んでください。
修復が行われます。
修復できたら、正常に修復できているかを確認しましょう。 問題なく開くことができたなら、無事にファイルを修復できました! 二度と失わないよう、安全な場所にバックアップしておきましょう。 ファイナルデータ (Final Data)の詳細を見る


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